老犬の滑り止めに犬用靴・靴下は使える?メリット・注意点と選び方

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老犬の後ろ足に力が入りにくくなったり、フローリングで足が滑るようになったりすると、見ているだけで不安になりますよね。

「犬用の靴や靴下で滑り止めになる?」
「老犬に靴下を履かせても大丈夫?」
「滑り止めマットと靴下、どちらがいいの?」

このように悩んでいる方も多いと思います。

結論から言うと、犬用の靴や滑り止め靴下は、老犬の足元を支える選択肢のひとつになります。
ただし、どの犬にも合うわけではなく、サイズ・蒸れ・締め付け・嫌がるかどうかには注意が必要です。

この記事では、老犬の滑り止め対策として犬用靴・靴下を使うメリットやデメリット、滑り止めマットや肉球クリームとの使い分け、我が家の19歳柴犬に滑り止め靴を使っている実体験をまとめます。

※この記事は、獣医師さん執筆・監修記事、ペット関連企業のwebサイトなどを参考にしながら、飼い主目線で分かりやすくまとめています。参照元はこちら

この記事でわかること

・老犬がフローリングで滑る原因
・犬用靴・靴下が滑り止めに役立つケース
・犬用靴下のメリット・デメリット
・肉球クリーム、滑り止めマット、靴下の使い分け
・老犬用の靴下・靴を選ぶポイント
・嫌がる時の慣らし方
・車椅子の老犬に滑り止め靴下を使った実体験

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  1. 老犬の滑り止めに犬用靴・靴下は「合えば有効」。でも万能ではない
  2. 老犬が足を滑らせる原因
    1. 筋力が落ちて踏ん張りにくくなる
    2. 関節や神経の不調が関係していることもある
    3. 足裏の毛・爪・肉球の乾燥も滑りやすさに関係する
  3. 犬用靴・靴下が老犬の滑り止めに役立つケース
  4. 犬用靴下のメリット
    1. フローリングで踏ん張りやすくなる
    2. 滑り止めマットがない場所でも対策できる
    3. 足先や肉球の保護になることもある
  5. 犬用靴下・靴のデメリットと注意点
    1. 嫌がる子も多い
    2. サイズが合わないと逆に歩きにくい
    3. 蒸れ・締め付け・擦れに注意
    4. 誤飲にも注意する
  6. 滑り止めマット・肉球クリーム・靴下はどう使い分ける?
    1. 滑り止めマットが向いているケース
    2. 肉球クリームが向いているケース
    3. 靴下・靴が向いているケース
  7. 老犬用の滑り止め靴下・靴を選ぶポイント
    1. 脱げにくいものを選ぶ
    2. 通気性があるものを選ぶ
    3. 室内用か屋外用かを分ける
    4. ソールが硬すぎないものを選ぶ
    5. サイズはレビューも参考にする
  8. 犬用靴下を嫌がる時の慣らし方
  9. 体験談|19歳柴犬に滑り止め靴を使っている理由
  10. 老犬の滑り止め靴下・靴で候補になる商品タイプ
    1. Skitter(スキッター)系の犬用靴下
    2. ベルト付き・マジックテープ付き靴下
    3. いぬたび・柔らかい靴タイプ
    4. パウテクト・シリコン系ブーツ
    5. 手作り・100均グッズ
  11. 滑り止め靴下だけでなく、環境づくりも大切
  12. まとめ|老犬の滑り止め靴下は「合う子には助けになる」。無理なく試すのが大切
  13. 参考文献・サイト

老犬の滑り止めに犬用靴・靴下は「合えば有効」。でも万能ではない

老犬の滑り止め対策として、犬用靴や滑り止め靴下は役立つことがあります。

特に、フローリングで足が開いてしまう子、後ろ足に力が入りにくい子、車椅子や介助ハーネスを使う時に足元が滑ってしまう子には、靴下のグリップが助けになる場合があります。

ただし、靴や靴下は万能ではありません。

犬によっては嫌がって歩けなくなることもありますし、サイズが合わないと脱げたり、滑り止め部分がずれたりします。長時間履かせたままだと、蒸れや擦れが気になることもあります。

そのため、老犬の滑り止め対策は、

・床に滑り止めマットを敷く
・足裏の毛や爪を整える
・肉球クリームで乾燥をケアする
・靴下や靴を使う
・介助ハーネスや車椅子を組み合わせる

というように、ひとつに頼りすぎず、その子に合う方法を組み合わせるのが現実的です。

滑り止めマットについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

老犬の滑り止めマットおすすめは?選び方と実体験
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老犬が足を滑らせる原因

老犬がフローリングで滑るようになる原因は、単に「床が滑るから」だけではありません。

年齢を重ねると、体のいろいろな変化が重なって、足元が不安定になりやすくなります。

筋力が落ちて踏ん張りにくくなる

老犬になると、後ろ足の筋力が少しずつ落ちていきます。

若い頃は何でもなかったフローリングでも、足に力が入りにくくなると、立ち上がる時や方向転換する時にズルッと滑ることがあります。

一度滑ると、犬自身も怖くなって動きたがらなくなることがあります。
動かない時間が増えると、さらに筋力が落ちやすくなるため、早めに滑りにくい環境を整えてあげたいところです。

関節や神経の不調が関係していることもある

老犬の足が滑る時は、老化だけでなく、関節や神経の不調が関係している場合もあります。

たとえば、

・急に歩き方が変わった
・片足をかばっている
・足先を引きずる
・立ち上がれない
・触ると嫌がる
・ふらつきが強い

このような様子がある時は、滑り止めグッズだけで様子を見るのではなく、動物病院で相談した方が安心です。特に急な変化がある場合は、獣医師さんに相談してから対策を考えるようにしてください。

足に力が入らない時の原因や対処法はこちらでもまとめています。

老犬の足に力が入らない原因と対処法 実体験を交えて解説
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足裏の毛・爪・肉球の乾燥も滑りやすさに関係する

足裏の毛が伸びて肉球を覆っていると、床との接地が悪くなり滑りやすくなります。

また、爪が伸びすぎていると、足裏全体でしっかり踏ん張りにくくなることがあります。

肉球の乾燥も見落としやすいポイントです。
カサカサに乾いた肉球は床をつかみにくくなり、ひび割れがあると歩くこと自体がつらくなる場合もあります。

犬肉球の滑り止めクリームは、乾燥ケアとして使いやすい方法です。
ただし、塗りすぎると逆にベタついたり滑りやすく感じることもあるため、少量をなじませるように使うのがよいと思います。

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犬用靴・靴下が老犬の滑り止めに役立つケース

犬用靴や靴下は、次のような老犬に合う場合があります。

・フローリングで後ろ足が開いてしまう
・立ち上がる時に踏ん張れない
・滑り止めマットが敷けない場所も歩く
・車椅子で歩く時に足元が滑る
・ナックリングで足先を擦りやすい
・室内だけでなく、外でも足先を保護したい
・肉球クリームだけでは滑り対策が足りない

特に靴下は、マットと違って「犬の足側」に滑り止めをつける方法となります。

滑り止めマットは、敷いた場所では効果を感じやすい一方で、敷いていない場所は滑りやすいままです。
その点、靴下は犬が移動する先についていくので、廊下や部屋の境目、車椅子で移動する範囲などにも対応しやすいです。

一方で、犬が嫌がる場合や、靴下が回って滑り止め部分が上に来てしまう場合は、かえって歩きにくくなることもあります。

まずは短時間から試し、「本当にこの子が歩きやすくなっているか」を見てあげることが大切です。

 

犬用靴下のメリット

フローリングで踏ん張りやすくなる

滑り止め付きの犬用靴下は、足裏にシリコンやゴムの滑り止めがついているものが多いです。

床との摩擦が増えることで、立ち上がりや歩き出しの時に踏ん張りやすくなる場合があります。

特に老犬は、歩いている時よりも「立ち上がる時」「方向転換する時」「食事中に踏ん張る時」に滑りやすいです。

こうした場面で靴下が合うと、足が開きにくくなり、犬自身も動きやすくなることがあります。

滑り止めマットがない場所でも対策できる

滑り止めマットはとても大切ですが、家中すべてに敷くのは難しいこともあります。

・廊下
・キッチンまわり
・トイレまでの動線
・車椅子で移動する場所
・マットの端や境目

こうした場所で滑ってしまう場合、靴下が補助になることがあります。

我が家でも、徘徊が増えた時期は滑り止めマットを敷いたサークル内で過ごしていました。
ただ、車椅子に乗るようになってからは、またフローリングの上を移動する機会が増えました。

足元が滑ると車椅子も思うように進めません。
そのため、今は滑り止め靴を使っています。

足先や肉球の保護になることもある

犬用靴や靴下は、滑り止めだけでなく、足先の保護にも役立つことがあります。

ナックリングで足先を擦る子や、肉球を傷つけやすい子の場合、靴や靴下が直接の擦れを減らす助けになる場合があります。

ただし、傷がある場合や皮膚トラブルがある場合は、自己判断で靴や靴下を履かせる前に動物病院で相談してください。
蒸れや摩擦で悪化することもあるため、その子の状態に合う方法を選ぶことが大切です。

ナックリングについてはこちらでもまとめています。

犬のナックリングとは?原因とケア方法
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犬用靴下・靴のデメリットと注意点

嫌がる子も多い

犬にとって、靴や靴下はもともと自然なものではありません。

初めて履かせると、変な歩き方になったり、固まったり、すぐ脱ごうとしたりすることがあります。

我が家の犬も、最初はかなり違和感があったようです。
履かせてもしばらくは、足や車椅子の角を使って脱ごうとしていました。

でも、履いていると車椅子で上手に歩けると気づいたのか、最近では履きっぱなしで車椅子に乗り、そのまま寝てしまうこともあります。

もちろん、すべての子が慣れるわけではありません。
強く嫌がる場合は無理に続けず、マットや肉球ケアなど別の方法を考えてあげてください。

サイズが合わないと逆に歩きにくい

犬用靴下は、サイズ選びがとても大切です。

大きすぎると脱げやすく、滑り止め部分がずれてしまいます。
小さすぎると、指先が窮屈になったり、血行が悪くなったり、踏ん張りにくくなる場合があります。

特に老犬は、若い頃より足先が敏感になっていたり、筋力が落ちていたりします。
少しの違和感でも歩きにくさにつながることがあります。

購入前には、足の横幅や縦幅を測り、とにかくレビューを熟読して参考にすると選びやすいです。

私も犬用靴・靴下のサイズ感が分からず、商品を決める時にかなり悩みました。
最終的には、レビューで似た体格の犬の感想を見て選び、ちょうどよいものが買えました。

蒸れ・締め付け・擦れに注意

靴下や靴を長時間履かせる場合は、蒸れや締め付けに注意が必要です。

特に通気性が低い素材や、足首を強く締めるタイプは、皮膚トラブルにつながることがあります。

使用後は、

・足先が赤くなっていないか
・肉球が蒸れていないか
・毛が擦れていないか
・指の間が湿っていないか
・締め付け跡がないか

を確認してあげると安心です。

我が家では、装着している時間が長くなりそうだったので、蒸れにくそうなメッシュ素材の靴を選びました。

誤飲にも注意する

靴下や靴を脱いだ後、そのまま床に置いておくと、犬が噛んだり飲み込んだりする可能性があります。

特に小さめの靴下やシリコン製のものは、誤飲が心配です。
使用後は、犬の届かない場所に片付けるようにしてください。

万が一飲み込んだ可能性がある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

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滑り止めマット・肉球クリーム・靴下はどう使い分ける?

老犬の滑り止め対策は、ひとつだけで完結させようとしない方がうまくいくことがあります。

それぞれ向いている場面が違います。

滑り止めマットが向いているケース

滑り止めマットは、老犬の生活環境を整える基本の対策です。

・よく歩く場所が決まっている
・サークル内や寝床まわりを安全にしたい
・靴下を嫌がる
・長時間履かせるのが不安
・家の中の動線を整えたい

こうした場合は、まずマットを検討しやすいです。

ニトリや100均のコスパの良い滑り止めマットを探す方も多いと思いますが、選ぶ時は「犬が滑らないか」「マット自体がずれないか」「洗いやすいか」を見たいところです。

老犬向けの滑り止めマットについては、こちらで詳しくまとめています。

老犬の滑り止めマットおすすめは?選び方と実体験
老犬の滑り止めマットは、滑らないだけでなくズレにくさ・掃除のしやすさ・段差の少なさで選ぶのが大切です。ジョイントマット、キッチンマット、ヨガマット、100均・ニトリのマットの違いや、19歳柴犬の介護経験から感じた選び方を紹介します。

肉球クリームが向いているケース

肉球クリームは、肉球の乾燥が気になる子に向いています。

乾燥してカサカサしている肉球は、床をつかみにくくなることがあります。
保湿ケアをすることで、肉球のコンディションを整えやすくなります。

ただし、肉球クリームは「保湿ケア」が中心です。
後ろ足に力が入りにくい、フローリングで大きく滑る、立ち上がれないという場合は、クリームだけでは足りないこともあります。

靴下・靴が向いているケース

犬用靴下や靴は、犬の足側に滑り止めや保護をつけたい時に向いています。

・マットがない場所も移動する
・車椅子でフローリングを歩く
・足先を擦りやすい
・短時間だけ使いたい
・床の対策だけでは足りない

このような場合は、靴下や靴が助けになることがあります。

ただし、嫌がる子には無理をしないことが大切です。

 

老犬用の滑り止め靴下・靴を選ぶポイント

脱げにくいものを選ぶ

老犬用の靴下は、脱げにくさがかなり大切です。

歩いている途中で脱げると、犬が驚いたり、足に絡まったり、滑り止めとして機能しなくなったりします。

選ぶなら、

・ベルト付き
・マジックテープ付き
・足首で調整できる
・履き口がゆるすぎない
・滑り止め部分がずれにくい

こうしたものが使いやすいです。

我が家では、ベルト付きの靴を選びました。
最初は「ベルトが邪魔かな」とも思いましたが、実際には脱げにくくて正解でした。

通気性があるものを選ぶ

長時間履く可能性があるなら、通気性も見ておきたいです。

メッシュ素材や薄手の靴下は、蒸れを軽減しやすい場合があります。
反対に、防水性が高いブーツやゴム素材の靴は、屋外では便利でも、室内で長時間使うには蒸れが気になることがあります。

室内の滑り止め目的なら、まずは軽くて柔らかい靴下タイプから試すのもよいと思います。

室内用か屋外用かを分ける

犬用靴と靴下には、室内向けと屋外向けがあります。

室内用は、フローリングで滑りにくいことや、柔らかさ、履き心地を重視したものが多いです。
屋外用は、アスファルトの熱、雪道、雨、砂利道、災害時の足元保護などを想定したものがあります。

老犬のフローリング対策なら、室内用の滑り止め靴下が使いやすいことが多いです。

一方で、ナックリングで足先を擦る子や、外でも足先を守りたい子は、足先や甲まで保護できる犬用靴の方が合う場合もあります。
うちの子はナックリングもあるので、靴下ではなく靴タイプにしています。

ソールが硬すぎないものを選ぶ

老犬の場合、靴底が硬すぎると歩きにくいことがあります。

特に足腰が弱っている子は、足裏の感覚が変わるだけでもバランスを取りにくくなる場合があります。

室内用なら、柔らかく足に沿いやすいもの。
屋外用なら、保護力と歩きやすさのバランスが取れているものを選ぶとよいと思います。

サイズはレビューも参考にする

犬用靴下や靴は、メーカーによってサイズ感がかなり違うことがあります。

足のサイズを測ることはもちろん大切ですが、レビューで「脱げやすい」「小さめ」「伸びる」「ベルトが便利」などの感想を見ると、実際の使い勝手が分かりやすいです。

特に老犬の場合は、返品交換ができるかも確認しておくと安心です。

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犬用靴下を嫌がる時の慣らし方

犬用靴下を嫌がる時は、いきなり長時間履かせない方がよいです。

最初は、短い時間から試してみてください。

・まずは足に当てるだけ
・1本だけ短時間履かせる
・おやつを使ってよい印象をつける
・数分で外す
・嫌がりすぎる前に終わる
・歩けたらほめる

最初から4本すべて履かせて歩かせようとすると、犬にとって負担が大きいことがあります。

「履くといいことがある」「履いても怖くない」と少しずつ覚えてもらう方が、受け入れやすいです。

それでも強く嫌がる場合は、靴下にこだわらなくて大丈夫です。
滑り止めマット、肉球クリーム、介助ハーネス、爪や足裏のケアなど、他の方法もあります。

 

体験談|19歳柴犬に滑り止め靴を使っている理由

うちの19歳の柴犬は、シニア期の最初の頃はパウクリームでケアするくらいでフローリングを歩けていました。

その後、徘徊するようになってからは、滑り止めマットを敷いたサークル内で過ごすことが増えました。
この時期は、マットがかなり役立っていました。

でも、車椅子に乗るようになってから、またフローリングの上を移動する機会が出てきました。

車椅子は、足元が滑ると思うように進めません。
後ろ足が床をとらえられないと、せっかく車椅子に乗っても空回りしてしまうような感じになります。

そこで、滑り止め靴を使うようになりました。ナックリングもあったため、靴下ではなく靴を選びました。

最初はかなり違和感があったようで、履かせても足や車椅子の角を使って脱いでいました。
でも、履いていると車椅子で上手に歩けることに気づいたのか、最近ではそのまま履いていられるようになりました。

今は、靴を履いて車椅子に乗ったまま寝てしまうこともあります。

選んでよかったと思うポイントは、

・ベルト付きで脱げにくい
・メッシュ素材で蒸れにくそう
・滑り止めが効いて車椅子で進みやすい
・マットがない場所でも対策できる

というところです。

一方で、靴のサイズ選びはかなり悩みました。
実物を履かせるまで分からない部分もあるので、レビューをよく見て選びました。

また、ナックリングのテーピング用に用意していたペット用包帯も滑りにくい素材だったので、滑り止めとしても使っていましたが、
ただ、毎回テーピングする手間や、汚れたら廃棄することを考えると、うちでは靴の方が続けやすかったです。

老犬介護では、「効果があるか」だけでなく、「毎日続けられるか」も大事だと感じています。

 

老犬の滑り止め靴下・靴で候補になる商品タイプ

ここでは、調査中によく見かけた商品タイプを整理しておきます。
商品選びの参考として見てください。

Skitter(スキッター)系の犬用靴下

Skitter

出典:PET’s ADVANCE

Skitterは、獣医師さん監修として紹介されることが多い犬用靴下です。
室内のフローリング対策として名前がよく挙がっていました。

足裏だけでなく、甲側にも滑り止めがあるタイプもあり、靴下が少し回ってしまっても滑り止めが効きやすい点が特徴です。

向いているのは、室内で滑りやすい老犬、柔らかい靴下から試したい犬です。

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ベルト付き・マジックテープ付き靴下

Dog shoes with straps

出典:楽天

老犬の靴下で重要なのが、脱げにくさです。

ベルトやマジックテープがついているタイプは、足首部分を調整しやすく、歩いている途中で脱げにくい場合があります。

うちの犬もベルト付きにしてよかったと感じています。

ただし、締めすぎると血行や蒸れが気になるため、きつくしすぎないように注意が必要です。

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いぬたび・柔らかい靴タイプ

inutabi

出典:PET’s ADVANCE

足を包み込むような靴タイプは、靴下より足先の保護力が高い場合があります。

ナックリングで足先を擦る子や、室内外で使いたい場合は候補になります。

ただし、靴底が硬すぎると老犬には歩きにくいこともあるため、柔らかさや履かせやすさを確認したいところです。

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パウテクト・シリコン系ブーツ

pawtect

出典:PET’s ADVANCE

シリコン系のブーツは、肉球や足先を覆いやすく、屋外の足元保護にも使いやすいタイプです。

シリコンブーツは素材によっては蒸れやすい場合があるため注意が必要ですが、パウテクトは通気口があるので蒸れにくいという特徴があります。

室内で長時間履かせるより、短時間の使用や屋外での保護目的に合うことが多いと思います。

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手作り・100均グッズ

100均の滑り止めシートや伸縮包帯、子供用靴下などを使って、犬用の滑り止め靴下を手作りする方法もあります。

市販品が合わない場合や、とりあえず試したい場合には参考になります。

ただし、手作りの場合は、

・締め付けすぎない
・ずれない
・犬が噛まない
・長時間つけっぱなしにしない
・蒸れや擦れを確認する

といった点に注意が必要です。

老犬は皮膚や足先がデリケートになっていることもあるため、手軽さだけでなく安全面も見ながら使ってください。

 

滑り止め靴下だけでなく、環境づくりも大切

犬用靴や靴下は便利ですが、老犬の滑り止め対策はそれだけで終わりではありません。

基本は、犬が安心して動ける環境を作ることです。

・よく歩く場所に滑り止めマットを敷く
・トイレや食事場所に滑りにくいマットを使う
・足裏の毛を整える
・爪を伸ばしすぎない
・肉球の乾燥をケアする
・段差を減らす
・必要に応じて介助ハーネスを使う

こうした対策を組み合わせることで、靴下への負担も減らせます。

介助ハーネスについてはこちらでまとめています。

老犬の介護ハーネスおすすめと選び方|後ろ足・全身用も解説
犬の介護用ハーネスは、老犬の「歩く」「立つ」「排泄する」を支えてくれる便利なアイテムです。ただし、後ろ足が弱っているのか、前足もふらつくのか、全身を支えたいのかによって選ぶべきハーネスは変わります。結論からいうと、・後ろ足のふらつきや立ち上...

車椅子についてはこちらも参考にしてください。

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まとめ|老犬の滑り止め靴下は「合う子には助けになる」。無理なく試すのが大切

老犬の滑り止め対策として、犬用靴や靴下は選択肢のひとつになります。

特に、フローリングで後ろ足が滑る子、車椅子でうまく進めない子、足先を擦りやすい子には、靴下や靴が助けになることがあります。

ただし、どの犬にも合うわけではありません。

嫌がる子もいます。
サイズが合わないと脱げます。
長時間履かせると蒸れや擦れが気になることもあります。

だからこそ、まずは短時間から試して、その子が本当に歩きやすくなっているかを見てあげることが大切です。

老犬の滑り止め対策は、靴下だけでなく、滑り止めマット、肉球クリーム、足裏の毛や爪のケア、介助ハーネス、車椅子などを組み合わせて考えると続けやすくなります。

大切なのは、「何を使うか」よりも、愛犬が安心して動けるかどうかです。

転ばないように。
怖がらずに立てるように。
少しでも自分の足で進めるように。

その子に合う滑り止め対策を、無理のない形で見つけていきましょう。

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参考文献・サイト

・ペットアドバンス「犬の靴はオシャレだけじゃない:獣医師の視点でみる犬の靴の役割」
https://petsadvance.jp/column/dog-shoes-vet-view/

・PETOKOTO「【獣医師監修】犬に靴は必要?獣医師がおすすめする犬用の靴・靴下おすすめ10選!」
https://petokoto.com/articles/1800

・老犬ケア「足腰が弱くなった老犬に室内靴下は有効?」
https://www.rouken-care.jp/column/20240208/

・sippo「床で滑る老犬、床ずれも心配… 過ごしやすい環境は『滑らない』『清潔』『物より場所』」
https://sippo.asahi.com/article/13615409

・Qooppy「老犬の足が滑る時におすすめの滑り止めアイテム8選!必要なケアもご紹介します」
https://qooppy.com/2021/11/26/preventslipping/

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