老犬がドライフードを食べにくそうにしているなら、まずは「今のフードをふやかす」ことから始め、状態に合わせてウェット・テリーヌ・ペースト・流動食へ段階的に移行するのがおすすめです。
市販の柔らかいドッグフードにも、総合栄養食として主食にできるもの、トッピング向きの一般食、持病がある子向けの療法食などがあります。
大切なのは、「柔らかいから良い」と決めるのではなく、老犬の噛む力・飲み込む力・食欲・持病に合わせて選ぶことです。
この記事では、老犬に柔らかい市販ドッグフードを選ぶときの考え方、半生・ウェット・テリーヌの違い、我が家の19歳柴犬の実体験も交えてまとめます。
※この記事は、ペットフード協会・ペットフード公正取引協議会・フードメーカー公式情報・動物病院などの情報を参考に、飼い主目線で分かりやすくまとめています。持病がある場合や療法食を使っている場合は、必ずかかりつけの獣医師さんに相談してください。参照元はこちら。
この記事でわかること
・老犬に柔らかいドッグフードを選ぶ目安
・ドライフード、ふやかし、ウェット、ペースト、流動食の使い分け
・市販の柔らかいドッグフードを選ぶポイント
・総合栄養食と一般食の違い
・持病がある老犬の注意点
・我が家で実際に使っている市販フード
老犬の柔らかいドッグフードは「段階」で選ぶのが基本
老犬のごはんは、いきなりウェットや流動食に変えるよりも、今の状態に合わせて段階的に考えると選びやすいです。
目安としては、次の流れです。
▼普通のドライフード
▼ドライフードをふやかす
▼半生、やわらかドライ
▼ウェットフード
▼テリーヌ、パテ、ペースト寄りのフード
▼流動食、介護食
まだ噛む力がある子なら、ドライフードをぬるま湯でふやかすだけでも食べやすくなることがあります。
一方で、歯が少ない、口からこぼす、飲み込みにくそう、食べるだけで疲れてしまうような場合は、ウェットやテリーヌ状のフードの方が合うこともあります。
大切なのは、「今まで食べていたから」と無理にカリカリを続けることではなく、今の愛犬が食べやすい形に近づけていくことです。
老犬がご飯食べない原因と対処法についてはこちらもご覧ください。

老犬が硬いドッグフードを食べにくくなる理由
老犬がドライフードを残すようになると、「わがままかな?」と思ってしまうこともあります。
でも、年齢を重ねると、食べにくくなる理由はいくつもあります。
・噛む力が弱くなる
・歯周病や歯の痛みがある
・飲み込む力が落ちる
・嗅覚が弱くなり、香りを感じにくくなる
・消化機能が落ち、食後に負担を感じやすくなる
・水を飲む量が減り、口の中が乾きやすい
特に老犬は、食べたい気持ちはあっても、口や体がついていかないことがあります。
我が家の19歳柴犬も、18歳まではシニア用のドライフードを普通に食べていました。腎臓のことがあり、ヒルズの腎臓サポート系の療法食を続けていました。
でも、18歳の終わり頃から足腰や認知症の症状が進み、食べる量が一気に落ちました。ドライフードをふやかしても食べてくれず、「もうダメかも」と思ったことも何度かあります。
そこから獣医師さんと相談しながら、今は食べられる形を優先するようになりました。
老犬の食事は、若い頃の正解がそのまま続くとは限りません。

市販の柔らかいドッグフードの種類
老犬向けに使いやすい柔らかい市販フードには、いくつか種類があります。
ドライフードをふやかす
まず試しやすいのは、今のドライフードをふやかす方法です。
30〜40度くらいのぬるま湯をかけて、10〜20分ほど置くと柔らかくなります。香りも立ちやすくなるので、食いつきが戻ることもあります。
メリットは、今までの栄養バランスを大きく変えずに食べやすくできることです。
ただし、ふやかしても食べない、口から出す、飲み込みにくそうにする場合は、次の段階を考えてもいいと思います。
半生・やわらかドライ
半生ややわらかドライは、ドライより水分が多く、やわらかい食感のフードです。
まだ噛む力を少し残したい子や、ウェットほどベタベタした形が苦手な子には使いやすいことがあります。
ただし、半生タイプは水分を含む分、保存性や添加物の確認が大切です。小分けになっているもの、開封後の保存方法が分かりやすいものを選ぶと安心です。
ウェットフード
ウェットフードは水分が多く、香りも立ちやすいため、食欲が落ちた老犬に向いています。
食事と一緒に水分をとりやすいのもメリットです。
一方で、ドライよりコストがかかりやすいこと、開封後は冷蔵保存が必要なこと、商品によっては一般食で主食にできないものがあることには注意が必要です。
テリーヌ・パテ・ペースト
テリーヌやパテタイプは、口の中で崩れやすく、噛んだり飲み込む力の弱くなった老犬でも食べやすい形です。
我が家では、茹でたささみとテリーヌ状の市販フードを中心にしています。水はあまり飲まない時期もありましたが、ささみの茹で汁は喜んで飲んでくれています。
食べられるものが見つかると、体力が少し戻ってくることがあります。もちろん全ての子に同じように合うわけではありませんが、「食べてくれる形」を探す価値はあると思います。
流動食
飲み込む力がかなり落ちている、固形物を口に入れても出してしまう、寝たきりに近いという場合は、流動食や介護食が必要になることもあります。
この段階では誤嚥の心配もあるため、自己判断で無理に与えるより、獣医師さんに相談しながら進めるのが安心です。
老犬の流動食については別記事にまとめています。

老犬向けの柔らかい市販ドッグフードを選ぶポイント
主食にするなら「総合栄養食」を選ぶ
市販フードを選ぶときに、まず見たいのがパッケージの「用途」です。
ペットフード協会では、総合栄養食は、そのフードと水を与えることで必要な栄養を満たせるように作られた主食用フードと説明されています。
つまり、毎日の主食にするなら「総合栄養食」と書かれているものを選ぶのが基本です。
一方で、「一般食」「副食」「栄養補完食」などは、トッピングやおかずのような位置づけです。食いつきアップには便利ですが、それだけを主食にすると栄養バランスが偏る可能性があります。
老犬の状態に合う柔らかさを選ぶ
柔らかければ柔らかいほど良い、というわけではありません。
まだ噛める子なら、ふやかしや半生で十分なこともあります。歯がほとんどない、飲み込みが弱い、食事で疲れやすい子なら、ウェットやペースト寄りが合いやすいです。
今の状態を見ながら、少しずつ合わせていきましょう。
持病がある子は療法食を勝手にやめない
腎臓病、心臓病、膵炎、肝臓病、アレルギーなどがある場合は、市販の柔らかいフードに変える前に獣医師さんへ相談してください。
特に腎臓病の子は、たんぱく質・リン・ナトリウムなどの調整が必要になることがあります。
我が家も腎臓のことがあり、長く療法食を使ってきました。ただ、食べられない時期が続くと、栄養管理だけでなく「今、体力を落とさないこと」も大切になってきます。
この判断は本当に個体差が大きいので、療法食をやめる・混ぜる・別の形にする場合は、かかりつけの獣医師さんと相談するのが安心です。
老犬の腎臓病の食事についてはこちらにまとめています。

無添加だけでなく「続けやすさ」も見る
老犬のドッグフードでは、無添加や原材料の良さも気になりますよね。
ただ、無添加だけを優先しすぎると、価格が高くて続けにくい、近所で買えない、愛犬が食べない、ということもあります。
老犬介護では、きれいな理想より「続けられる現実」も大事です。
・買いやすい
・開封後に使い切りやすい
・愛犬が食べてくれる
・体調や便の状態が安定しやすい
・家計的に続けられる
このあたりも含めて選ぶと、無理が少ないと思います。

市販で選びやすい柔らかいドッグフードの比較表と例
ここでは、比較的手に入りやすく使いやすいものを紹介します。
合う・合わないは個体差があるため、最初は少量から試してみてください。
| 項目 | いなば ちゅ〜るテリーヌ 総合栄養食タイプ | デビフ シニア犬の食事シリーズ | ニュートロ シュプレモ シニア犬用 トレイ | ヒルズ k/d 腎臓ケアのシチュータイプ |
| 参照元 | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ |
| 対象 | オールステージ | 7歳頃〜 | シニア犬用 | 成犬用、腎臓ケアが必要な犬向け(子犬・妊娠授乳期は非推奨) |
| 区分 | 総合栄養食 | 総合栄養食 | 総合栄養食 | 特別療法食 |
| 原材料 | 鶏肉(ささみ)、トウモロコシ粉、鶏脂、野菜類(人参、かぼちゃ、いんげん)、チキンエキスパウダー、酵母エキス、酵母、ミネラル類、ビタミン類、サイリウム、ヘマトコッカス藻色素(アスタキサンチン含有)、増粘安定剤(加工でん粉) | 代表例「ささみ」:鶏ささみ、鶏肉、鶏レバー、砂糖、大豆油、食塩、EPA・DHA含有精製魚油、グルコサミン塩酸塩、増粘多糖類、ミネラル類、ビタミン類 | チキン、鶏レバー、サーモン、ターキー、ポークレバー、玄米、ラム、野菜類(ニンジン、インゲン、ホウレン草、ケール等)、フィッシュオイル、ディル、ブドウ糖、ビタミン類、ミネラル類、増粘多糖類 | チキン、米、動物性油脂、ポーク、ライススターチ、グルコース、スクロース、卵白、ビートパルプ、亜麻仁、魚油、ニンジン、チキンエキス、セルロース、エンドウマメ、酵母、オート麦、フラクトオリゴ糖、卵黄、ミネラル類、増粘多糖類、アミノ酸類、ビタミン類、ベタイン、L-カルニチン |
| 配合栄養素 | ミネラル類、ビタミン類、サイリウム、アスタキサンチン | 高齢期に配慮してEPA・DHA、グルコサミン配合。ミネラル類、ビタミン類 | ビタミン類、ミネラル類、フィッシュオイル。シニア犬の健康維持に配慮した栄養バランス | リン・ナトリウム調整、オメガ3脂肪酸、アクティブバイオーム+キドニーディフェンス、必須アミノ酸、ベタイン、L-カルニチン等 |
| 特徴 | ほろっと崩れる自然な固さのテリーヌ。こぼれにくく食べやすい。1本約15kcal | 鶏ささみミンチをやわらかく仕上げた国産缶。高齢犬が食べやすい | 厳選自然素材のウェット。カロリーケア対応。やわらかく食べやすいパテタイプ。110kcal/100g | 腎臓病の犬のQOL向上に役立つことが科学的に証明された療法食。獣医師の指導下で給与 |
| 購入しやすさ | ペット通販・量販店で購入可 | 取扱店舗・ペット通販でも購入可。通販では24缶・48缶セット販売が多い。 | 公式通販あり。取扱店舗・ペット通販でも購入可 | 公式通販あり。 |
| 公式価格 | オープン価格(参考:郵便局のネットショップ 195円) | オープン価格(参考:アスクル 24缶 3,840円、1缶160円) | 公式通販 238円 | 公式通販 通常484円、定期初回20%OFFで388円・2回目以降5%OFFで約460円 |
| 内容量 | 15g×4本=60g | 85g/缶 | 100g | 156g/缶 |
| 1g単価 | 参考 3.25円/g(195円÷60g) | 参考 1.88円/g(160円÷85g) | 2.38円/g(238円÷100g) | 通常 3.10円/g、定期約2.95円/g |
| 公式給与量 | パッケージ記載の表を目安に給与(3kg:2本、5kg:4本、8kg:6本、10kg:7本) | 3kg:3.0缶、5kg:4.5缶、10kg:8.0缶、1〜3回に分けて | 体重5kgの成犬には1日290gを約2回に分けて給与 | 1kg:0.7缶、2kg:1.2缶、3kg:1.6缶、4kg:2缶、5kg:2.4缶、6kg:2.8缶(代謝エネルギー155kcal/缶) |
| 5kg犬/日量 | 3〜4本(45〜60g)※ | 4.5缶(382.5g) | 290g(2.9トレイ) | 2.4缶 |
| 5kg犬/日額 | 約146〜195円/日(参考価格195円/4本で計算) | 約720円/日(参考価格160円/缶で計算) | 約690円/日(公式通販238円/100gで計算) | 約1,162円/日(公式通販484円/156g缶で計算) |
| 備考 | ※公式では総合栄養食のおやつ表記。1本15kcalと少量のため、主食よりもおやつ・トッピング・食欲が落ちた時のきっかけ向き。 | 特別療法食のため獣医師相談推奨。 |
注:価格等の情報は執筆時のものです。最新の情報を必ずご確認ください。
いなば ちゅ〜るテリーヌ 総合栄養食タイプ

いなばの「ちゅ〜るテリーヌ 総合栄養食タイプ」は、ほろっと崩れるテリーヌ状のフードです。
公式情報では、総合栄養食タイプとして、こぼれにくく食べやすい形状とされています。
少量パックなので、食が細い老犬にも使いやすいです。
また、嗜好性が高いことは大きな魅力だと思います。うちの子も体力が落ち切って「もうダメかも」と思った時、ちゅ〜るテリーヌへは食いつきがよく、食べるきっかけになりました。
注意点としては、シニア専用ではないこと、味によって原材料が違うこと、持病がある子は成分確認が必要なことです。
いなば「ちゅ〜るテリーヌ 総合栄養食タイプ」については、別ページで詳しく調べています。

デビフ シニア犬の食事シリーズ

出典:デビフペット株式会社
デビフの「シニア犬の食事」シリーズは、公式情報で総合栄養食とされているウェットタイプのフードがあります。
ささみや野菜を使ったもの、グルコサミンやEPA・DHAに配慮したものなど、高齢期向けの商品が複数あります。
缶タイプでやわらかく、比較的手に入りやすいのもメリットです。
我が家でも「デビフ シニア犬の食事」はよく使っています。理由は、手に入りやすいこと、価格が続けやすいこと、うちの子の好みに合って食いつきが良いことです。
ただし、缶を開けた後の保存や、1日の給与量はきちんと確認しましょう。
デビフ「シニア犬の食事シリーズ」の種類や口コミはこちらで詳しくまとめています。

ニュートロ シュプレモ シニア犬用 トレイ

出典:ニュートロ
ニュートロの「シュプレモ シニア犬用 トレイ」は、公式情報でシニア犬用の総合栄養食、やわらかく食べやすいパテタイプとされています。
ウェットのみで与えることもでき、ドライと併用する場合の減らし方も公式ページに記載されています。
自然素材系のフードを探している方や、パテタイプで主食にしやすいものを探している方には候補になります。
注意点は、開封後は冷蔵保存して早めに使う必要があることです。
「ニュートロ シュプレモ シニア犬用 トレイ」については、別ページで詳しく説明しています。

ヒルズ k/d 腎臓ケアのウェットやシチュータイプ

出典:Hills
腎臓病などで療法食を使っている子は、一般的な市販ウェットに変える前に、同じ療法食ラインのウェットタイプを検討する方法もあります。
ヒルズの犬用k/dには、ドライだけでなく缶詰やシチュータイプもあります。
公式情報では、リンやナトリウムなどを調整した特別療法食として紹介されています。
ただし、療法食は病気の管理に関わるため、自己判断で切り替えず、必ず獣医師さんの指示に従ってください。
「ヒルズ k/d 腎臓ケア シチュー缶」については、こちらで詳しくまとめています。

老犬が食べないときに試したい工夫
柔らかい市販フードに変えても、すぐ食べるとは限りません。
そんな時は、次のような工夫を少しずつ試してみてください。
・人肌程度に温めて香りを立たせる
・一度に出す量を減らす
・1日2回から3〜4回に分ける
・食器の高さを見直す
・水分を足して飲み込みやすくする
・食べる場所を静かにする
・総合栄養食に少量だけトッピングする
老犬は、頭を下げて食べる姿勢がつらいこともあります。
食器の高さを少し上げるだけで、食べやすくなる子もいます。
老犬が食べやすい食器のおすすめと環境づくりについては、こちらも参考にしてみて下さい。

柔らかいフードに変えるときの注意点
急に全部変えない
食べてくれると嬉しくて、一気に変えたくなることがあります。
でも、急な変更で下痢や嘔吐が出る子もいます。
できれば、少量から試して便の状態や体調を見ながら進めましょう。
食べない状態が続くなら受診する
老犬が食べない原因は、老化だけとは限りません。
歯の痛み、口内炎、腎臓病、消化器の不調、痛み、薬の影響などが隠れていることもあります。
・水も飲まない
・元気がない
・嘔吐や下痢がある
・急に体重が落ちた
・口を痛がる
・呼吸が荒い
このような様子があれば、早めに動物病院へ相談してください。
老犬が「食べられない」原因と対策についてはこちらで詳しく説明しています。

水分補給も一緒に考える
柔らかいフードは水分をとりやすいのがメリットですが、それだけで十分とは限りません。
老犬は喉の渇きを感じにくくなることがあり、水を飲む量が減ることがあります。
うちの子は、普通の水はあまり進まない時期でも、ささみの茹で汁は喜んで飲んでくれました。
ただし、持病がある子は与えてよいものに制限がある場合もあるので、味付けなしを基本にし、不安があれば獣医師さんに確認してください。
老犬が水を飲まない時の原因と対処法についてはこちら。

体験談|19歳の愛犬はドライからテリーヌ中心へ移行しました
うちの子は現在19歳です。
18歳までは、シニア用のドライフードを普通に食べていました。腎臓のことがあったので、腎臓サポート系の療法食やトリーツを続けていました。
でも、18歳の終わり頃から急激に足腰の弱りや認知症が進み、立つことも難しくなり、食も水も進まない時期がありました。
ドライフードをふやかしても食べない。
「エネルギーが切れたら、このままダメになってしまうかもしれない」と感じる場面もありました。
その後、獣医師さんと相談しながら、体の維持を優先して、嗜好性の高いテリーヌ状のフードを試しました。
すると、食べてくれました。
そこから少しずつ体力が戻り、今は茹でたささみとテリーヌ状の市販フードやウエットフードが中心です。水分はささみの茹で汁でとることが多いです。
以前は下痢をすることも多かったのですが、今は便の状態もかなり安定しています。
もちろん、これはうちの子の場合です。
すべての老犬に同じ方法が合うわけではありません。
でも、老犬の食事は「正しいものを完璧に食べさせる」だけではなく、「今、食べられるものを見つける」ことも大切だと感じています。
犬生の最後の段階に近づいているからこそ、好きなものを食べて、できるだけ穏やかに過ごしてほしい。
そんな気持ちで、今の食事に向き合っています。
まとめ|老犬の柔らかい市販ドッグフードは、今の状態に合わせて選ぼう
老犬に柔らかい市販ドッグフードを選ぶなら、まずは段階で考えるのがおすすめです。
普通のドライフードが難しくなったら、ふやかす。
それでも食べにくいなら、半生やウェット。
さらに噛む力や飲み込む力が落ちたら、テリーヌ・ペースト・流動食も候補になります。
主食にするなら総合栄養食かどうかを確認し、一般食やおやつタイプはトッピングとして使うのが基本です。
腎臓病など持病がある子は、柔らかい市販フードへ変える前に、必ず獣医師さんに相談してください。
老犬の食事は、年齢とともに変わっていきます。
「前は食べていたのに」と思うより、今の愛犬が食べやすい形を探してあげること。
それが、老犬との暮らしではとても大切だと思います。

参考文献・サイト
・一般社団法人ペットフード協会「ペットフードの種類」
https://petfood.or.jp/knowledge/kind/
・ペットフード公正取引協議会「表示に関するQ&A」
https://pffta.org/faq/
・いなばペットフード株式会社「ちゅ〜るテリーヌ 総合栄養食タイプ とりささみ チーズ入り」
https://www.inaba-petfood.co.jp/product/detail/%E3%81%A1%E3%82%85%EF%BD%9E%E3%82%8B%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8C/11657
・デビフペット株式会社「シニア犬の食事 ささみ&軟骨」
https://www.dbfpet.co.jp/product-info/1127/
・デビフペット株式会社「シニア犬の食事 ささみ&すりおろし野菜」
https://www.dbfpet.co.jp/product-info/1125/
・ニュートロ公式通販「ニュートロ シュプレモ シニア犬用 トレイ」
https://store.nutro.jp/products/supremo_d_senior_wet
・ヒルズペット「犬用 k/d ケイディー チキン味 ドライ」
https://www.hills.co.jp/dog-food/prescription-diet-kd-current-kidney-care-dry
・ヒルズペット「犬用 k/d ケイディー ビーフ&野菜入り シチュー 缶詰」
https://www.hills.co.jp/dog-food/prescription-diet-kd-beef-vegetable-stew-kidney-care-canned
・メープルファミリー動物病院「やわらかフードで支える犬の健康」
https://maple-family.com/column/soft-food


