老犬デイサービスで介護をひと休み|料金と選び方を解説

old dog lying down シニア犬

老犬の介護が始まると、「少しの時間も目を離せない」「夜鳴きや徘徊で眠れない」「仕事や外出の間だけでも安心して預けたい」と感じることが増えてきます。

そんな時に選択肢のひとつになるのが、老犬のデイサービスです。

老犬デイサービスは、老犬ホームのように長期・終身で預けるサービスではなく、日中だけ愛犬を預かってもらい、食事や排泄の介助、見守り、運動、マッサージなどを受けられるサービスです。

東京や千葉など地域によって施設数や内容は違いますが、介護で疲れ切ってしまう前に「日中だけプロに頼る」という選択肢を知っておくことは、愛犬と長く一緒に暮らすためにも大切です。

この記事では、老犬のデイサービスで受けられる内容、料金の目安、老犬ホームやペットシッターとの違い、選び方の注意点をまとめます。

※動物病院・老犬介護施設・ペット関連企業のwebサイト、環境省の情報などを参考にしながら分かりやすくまとめています。参照元はこちら

この記事でわかること

・老犬デイサービスとはどんなサービスか
・老犬デイサービスで受けられるケア内容
・料金の目安と追加費用
・老犬ホームやペットシッターとの違い
・東京・千葉などで探す時のポイント
・利用前に確認しておきたい注意点

 

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老犬のデイサービスとは?日中だけ預けられる介護サービス

老犬のデイサービスとは、介護が必要になった犬を日中だけ預かり、その子に合わせた見守りやお世話をしてくれるサービスです。

人間のデイサービスのように、朝から夕方まで施設で過ごし、食事や排泄のサポート、休憩、軽い運動、マッサージ、リハビリのようなケアを受けられる施設もあります。

老犬ホームのように終身で預けるものではなく、「仕事の日だけ」「外出する日だけ」「介護疲れをリセットしたい日だけ」など、必要な時に日帰りで利用できる点が特徴です。

lying down

 

老犬デイサービスが必要になるのはどんな時?

老犬の介護は、想像以上に飼い主の心身に負担がかかります。

我が家の愛犬も19歳になり、日中も夜間も目を離せない時間が増えました。昼寝から起きるとケージの中を歩き回り、転んで、立ち上がれずにもがきます。すぐに助けに行けないと、鳴いて呼ばれることもあります。

夜も同じで、何度も目を覚まして徘徊し、転んで、もがいて、鳴く。鳴く前に助けたいと思うので、こちらもなかなか眠れません。

昼間にできるだけ散歩をして、夜に寝てくれるように工夫しても、一晩中ぐっすり眠ってくれるわけではありません。こういう生活が続くと、飼い主側が先に限界を迎えてしまいます。

そんな時、少しの時間でも安心できる人に見てもらえる場所があると、気持ちがかなり変わります。

老犬デイサービスは、愛犬を手放すためのものではありません。これからも一緒に暮らしていくために、飼い主が休む時間を作るためのサポートです。

 

老犬デイサービスで受けられる主なケア内容

老犬デイサービスの内容は、施設によってかなり違います。

一般的には、食事の介助、排泄の介助、オムツ替え、身体の清拭、見守り、休憩、散歩、日向ぼっこなど、日常生活のサポートが中心です。

介護ケアに力を入れている施設では、マッサージ、ストレッチ、温感ケア、足湯、筋力トレーニング、脳トレ、車椅子での運動サポートなどを行うところもあります。

老犬は、寝ている時間が長くなるほど筋力が落ちやすくなります。無理のない範囲で体を動かしたり、日中に刺激を受けたりすることは、生活リズムを整えるきっかけになる場合があります。

ただし、すべての施設が医療行為に対応しているわけではありません。

投薬、持病、てんかん、心臓病、腎臓病、認知症、寝たきりなどがある場合は、利用前に必ず相談しましょう。動物病院併設の施設であれば、獣医師さんや愛玩動物看護師さんに相談しやすい場合もあります。

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老犬デイサービスを利用するメリット

老犬デイサービスの大きなメリットは、犬だけでなく飼い主も休めることです。

老犬介護は、「かわいいから頑張れる」と思っていても、夜鳴きや徘徊、排泄介助、通院、食事の介助が続くと、睡眠不足や不安で追い詰められてしまうことがあります。

日中だけでも預かってもらえれば、その間に仕事をしたり、買い物に行ったり、眠ったりできます。何もしない時間を持てるだけでも、翌日からまた愛犬にやさしく向き合いやすくなります。

また、施設で適度な運動やケアを受けることで、日中に活動する時間が増え、夜の休息につながりやすくなることもあります。もちろんすべての犬に当てはまるわけではありませんが、昼夜逆転や夜鳴きで悩んでいる場合は、日中の過ごし方を見直す価値があります。

 

老犬デイサービスのデメリット・注意点

老犬デイサービスは便利な一方で、どの犬にも合うとは限りません。

まず、施設までの移動が負担になることがあります。車が苦手な犬や、移動だけで疲れてしまう犬の場合は、送迎の有無や移動時間をよく考える必要があります。

我が家の愛犬も車が苦手なので、デイサービスを検討するうえで一番のネックは移動です。施設で良いケアを受けられたとしても、行き帰りのストレスが大きすぎるなら、ペットシッターなど自宅で見てもらう方法も考えたいところです。

また、他の犬が苦手な子、噛みつきや強い吠えがある子、ワクチン未接種の子、病状が重い子は、受け入れが難しい場合があります。

施設によって、少数制なのか、ケージ中心なのか、フリースペースで過ごすのかも違います。見学やカウンセリングで、愛犬が落ち着いて過ごせそうか確認しておきましょう。

old dog sleeping

 

老犬デイサービスの料金相場

老犬デイサービスの料金は、地域、犬の大きさ、介護度、利用時間、サービス内容によって変わります。

いくつかの施設サイトを参考に見ると、数時間で数千円、日帰りで数千円から1万円前後の例があります。施設によっては、入会金、初回カウンセリング料、回数券、月額制、送迎料、早朝・延長料金などが設定されていることもあります。

老犬ホームの料金と比べると、デイサービスは短時間・日帰りで使える分、必要な時だけ利用しやすいのが特徴です。

一方で、毎週・毎日のように使う場合は、まとまった費用になります。「老犬ホーム 料金」と比較している方は、長期で預けるのか、日中だけサポートしてもらうのかで考えると選びやすくなります。

 

老犬ホーム・ペットシッターとの違い

老犬デイサービスと似た選択肢に、老犬ホームやペットシッターがあります。

老犬ホームは、短期から長期、施設によっては終身預かりまで対応しているサービスです。自宅での介護がどうしても難しくなった場合や、飼い主の入院・高齢化などで継続的なお世話が難しい場合に検討されます。

老犬ホームについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

老犬ホームはかわいそう?料金や選び方、終身預かりの前に考えたいこと
老犬ホームはかわいそうなのか、料金相場や終身預かり・生涯預かりの前に確認したいことを解説。老犬介護に悩む飼い主さんへ、施設の選び方やデイサービス、ペットシッターさんなどの選択肢も紹介します。

 

ペットシッターは、自宅に来てもらって犬のお世話をしてもらうサービスです。移動が苦手な老犬や、環境の変化に弱い子には、デイサービスより合う場合があります。

ペットシッターについては、こちらの記事も参考にしてください。

犬のペットシッターとは?料金と失敗しない選び方
犬のペットシッターに頼めること、料金相場、1日利用や泊まり込み料金、怖いと感じる理由と選び方を解説。老犬介護中の実体験も紹介します。

 

デイサービスは、「日中だけ預けたい」「家族が休む時間を作りたい」「運動や刺激を入れたい」という時に向いています。

老犬ホームは長期的な預かり、ペットシッターは自宅での見守り、デイサービスは日帰りの介護サポート、と考えると分かりやすいです。

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東京・千葉などで老犬デイサービスを探す時のポイント

老犬デイサービスは、まだどの地域にも十分にあるサービスとは言えません。

「老犬 デイサービス 東京」「老犬 デイサービス 千葉」のように地域名を入れて探すと見つけやすくなりますが、サービス内容は施設ごとに大きく違います。

探す時は、料金だけでなく、次の点も確認しておくと安心です。

・動物取扱業の登録があるか
・スタッフの介護経験や資格
・獣医師さんや愛玩動物看護師さんとの連携
・投薬や持病への対応
・早朝、延長、夜間対応の有無
・送迎の有無と対応エリア
・他の犬との距離感
・緊急時の連絡体制
・見学やお試し利用ができるか

環境省の情報では、ペットを預かる業態は第一種動物取扱業の「保管」に該当する場合があります。安心して預けるためにも、施設の登録情報は確認しておきたいポイントです。

 

まとめ|老犬デイサービスは飼い主が壊れないための選択肢

老犬のデイサービスは、日中だけ老犬を預かってもらい、見守りや介護ケアを受けられるサービスです。

食事や排泄の介助、散歩、マッサージ、リハビリのようなケアを受けられる施設もあり、昼夜逆転や夜鳴き、寝たきり予防のサポートになる場合もあります。

そして何より、飼い主が休めることはとても大切です。

老犬介護は、愛情だけで乗り切るには負担が大きすぎることがあります。少しの時間でも誰かに頼ることで、また愛犬にやさしく向き合えるなら、それは決して悪いことではありません。

老犬ホーム、ペットシッター、デイサービス。それぞれに向き不向きがあります。

愛犬の性格、体調、移動の負担、料金、地域の施設状況を見ながら、「うちの子にとって一番負担が少ない方法」を探してみてください。

senior dog

 

参考文献・サイト

・老犬の介護施設とは?|桑原動物病院の老犬ホーム・シニアケアサービス
https://kuwabara-awc.com/worry/worry04.html

・老犬デイケア施設で留守番や介護の負担が軽減!|POCHI
https://www.pochi.co.jp/ext/magazine/2025/03/bigdog-senior-dog-day-care-202503.html

・老犬介護デイサービス
https://sakuranoouchi88.com/daycare/

・老犬デイサービス ~おひさまのかおり
https://www.ohisamanokaori.com/

・ペットケアサービスLet’s 老犬介護
https://lets-pet.com/seniorcare/

・老犬ちゃんのデイサービス
https://candh0221.com/dog-dayservice/

・桑原動物病院の老犬ホーム・シニアケアサービス
https://kuwabara-awc.com/

・老犬ホーム オレンジライフ湘南
https://orangelifeshonan.com/

・Familio – 愛玩動物看護師がお世話する老犬ホーム/ショートステイ/デイサービス
https://familio.dog/

・老犬・老猫介護 御代田町あさま動物病院
https://asama-animal.jp/milkb/daycare/

・環境省 第一種動物取扱業者の規制
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/trader.html

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