19歳柴犬の1日ルーティン|介護と穏やかに暮らす工夫

senior-dog シニア犬

「うちの子がシニアになったら、どんな暮らしになるのだろう?」

そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では19歳になる柴犬と暮らす我が家のいつもの1日をご紹介します。

我が家の愛犬は、心臓や腎臓の不調を抱えながらも、今もゆっくりと散歩ができるほど元気です。
一方で、排泄の介助や夜間の徘徊など、シニア犬ならではの変化とも向き合っています。

大変なこともありますが、日々の工夫で穏やかな時間を保つことができています。
この記事が、同じようにシニア犬と暮らす方やプレシニア期の犬と生活する飼い主さんの参考になれば嬉しいです。

 

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19歳柴犬の1日の生活ルーティン

うちの子

朝(7:00〜8:00)|起床・排泄・ごはんとお薬

朝は7時〜8時頃に起きて、まずは5分ほどの軽い散歩に出ます。
目的は運動というよりも排泄がメインです。今ではもちろんオムツをしていて、オムツにもたっぷりしています。若い頃は外でしか排泄をしたがらなかったため、その時からの習慣で続けていますが、生活のリズムを作る上でも大事な時間です。

帰宅後はごはんとお薬、サプリメントの時間です。

実は、シニア期に入ったばかりの頃は、なかなかご飯を食べ終わらず、ご飯を出しっぱなしにしていた時期がありました。

しかしこれが原因で、

  • 生活リズムが崩れる
  • 夜中の徘徊、夜泣きが増える

といった変化が出てしまいました。

そこで「食べなくても時間で下げる」ようにしたところ、しっかりお腹が空くようになり、結果として生活リズムが整い、夜の徘徊や夜泣きも落ち着いてきました。

シニア犬でも「生活リズムを整えること」はとても大切だと実感しています。

 

午前中|排泄介護とうんちキャッチ

午前中にうんちをすることが多いのですが、現在は寝たまま排泄してしまうことや、踏ん張る途中で転んでしまうこともあります。

そのため我が家では、うんちを袋にキャッチしてくれるオムツ的な製品を使っています。

排泄後はお尻の汚れを洗う・拭き取るなど、こまめなケアが欠かせません。
こうした工夫で、床や体が汚れるのを防ぎ、清潔な状態を保っています。

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日中|ほとんどが穏やかな休息時間

たまにサークル内をぐるぐると歩き回る(徘徊)行動をしますが、日中はほとんどの時間を、静かに寝て過ごしています。

シニア犬になると活動時間が短くなり、「よく寝るようになる」のは自然な変化だと感じています。

夕方|散歩と軽いケア

夕方は10〜15分ほどのお散歩に出ます。
近所の犬と軽く触れ合うこともあり、刺激になっているようです。

帰宅後は耳掃除などの簡単なケアを行います。

夜|家族との時間がとても大切

夜はケージから出して、家族と一緒に過ごす時間を作っています。

抱っこしたり、ブラッシングをしたり、サークルから出て同じ空間でゆっくり過ごすだけですが、この時間は口角をあげてとても穏やかな表情をしていて、安心しているように感じます。

飼い主の独りよがりかもしれませんが、この「一緒に過ごす時間」は、シニア犬にとってとても大切だと思っています。

就寝前〜夜間|徘徊とその対策

寝る前には、

  • 夜のお薬
  • 2〜3日に1回の歯磨き
  • 軽い排泄散歩

を行います。

夜は昼間よりも徘徊行動が出ます。

そのため、必ず

  • サークル内で過ごさせる
  • ダンボールで囲って角をなくす

といった工夫をしています。

それでも隅で動けなくなってしまい、何度か鳴いて呼ばれますが、抱っこしてトントンしてあげると落ち着き、そのまま寝てくれることが多いです。(うまくいかない場合ももちろんあります。。。)

ちなみにこの記事を書いている今は、朝5時。
横でぐるぐると歩き回り、「うー」と呼ばれるたびに撫でに行きながら書いています。

こうした日常も含めて、シニア犬とのかけがえのない暮らしだと感じています。

walking

お散歩がんばってます。

 

シニア期になって、暮らしで変わったこと

お手入れは“負担を減らす”方向へ

shampoo

お風呂は、13〜4歳ごろからシャンプータオルや泡シャンプーでの拭き取りケアが中心になりました。昔からお風呂は苦手でしたが、年とともに更にお風呂は苦手になり、お風呂に入れた後の体力の消耗具合・ぐったり加減が酷すぎて、こんな負担を与えるのは良くないと判断したからです。

爪切りも苦手ですが、最近は反応が鈍くなり、気づかないうちに終わることも増えました。

先日少し爪を深く切ってしまい血が出たのですが、以前のように大騒ぎすることはなく寝たままだったのを見て、「老化が進んだな」と実感しました。

食事とサプリ、お薬の工夫

medicine

健康維持のために、サプリはアンチノールとビオフェルミンを毎日摂っています。この2つは大好きなので、ちゃんと食べてくれます。

加齢による腎臓と心臓の疾患があるため、ケアのために薬(錠剤)を飲む必要があります。薬はちょっと苦手なようですが、ご飯や大好きなおやつに混ぜて食べさせています。

薬もサプリメントも、あくまで「無理なく続けられること」を大切にしています。食べなかったら無理に食べさせず「また明日」、食べられたら「頑張ったね!」です。

ありがたいことに、現在のところ大きく状態が悪化することなく、穏やかに過ごせています。

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医療との向き合い方の変化

vaccine

現在は、獣医師さんとも相談のうえで、

  • ワクチン(狂犬病・フィラリア)の投与を控える
  • 健康診断も最低限にする

といった方針にしています。

この年齢になると、「新しい病気を見つけること」よりも「今を穏やかに過ごすこと」を優先したいと考えています。

動物病院は訪問型に切り替え

うちの子は小さい頃は車大好きだったのですが、歳をとって全盲になってからは車が怖いようで、乗せるとパニック状態になるようになりました。そのため、動物病院まで車に乗せて行くことが難しくなりました(無理をすれば可能ですが、体への負担を懸念しました)。

そのタイミングで運よく近隣で訪問型の動物病院が開業したため、以来、獣医師さんに家まで来てもらって診察を受けるようにしています。

本人(犬)にとっても飼い主にとっても負担が少ない選択ができました。

飼い主側は、外出が減った

travel

飼い主側の変化としては、外出の機会が減りました。

私はそもそも在宅勤務ではありますが、以前は頻繁に会社の事務所に行ったり気分転換にコワーキングスペースで仕事したりしていたのですが、
犬の老化とともに手がかかること、そして長時間一人でおいておくことが心配なので、最近は事務所に行く頻度は必要最低限になり、コワーキングでの仕事はしなくなりました。

また、お泊まりで遊びに行くことも減りました。

ただ、飼い主側にストレスが溜まってしまっては、犬との良い関係も保てないため、たまにはペットシッターさんに1日何回か来てもらうようにして、近場で1泊リフレッシュします。

 

徘徊が始まってからの安全対策

サークル管理に切り替えた理由

以前は家の中を自由に歩かせていましたが、歳をとってから、冷蔵庫や洗濯機の裏など、まさか入るとは思わないような狭い隙間に入り込んでしまうことがありました。

実際に夜中に冷蔵庫を動かして救出作戦、といったこともあり、コードの巻き込みなどの事故リスクも考えて、サークルでの生活に切り替えました。

角と隙間をなくす工夫

家にあったサークル(柵の間隔は7〜8cmほど)に、ホームセンターのキッチンマットを敷いて、犬スペースを作っています。サークル内は、ダンボールで囲ってできる限り角や隙間をなくしています。

サークル生活に入った当初はダンボールでの囲いをしていなかったのですが、サークルの柵の幅がちょうどマズルが入る大きさで、老化が進むにつれて、柵の隙間や角っこにマズルが入り込んで動けなくなることが増えたためです。

ペットボトルのダンボールはとても頑丈で、汚れたらすぐ交換できるので使い勝手が良く、結果的に今もこの方法を続けています。

結果的に安心できる環境に

最初は「自由にさせていたのに、サークルで囲うことでストレスにならないか」と心配したのですが、実際には落ち着いて過ごせるようになり、むしろ安心している様子でした。

 

19歳でも穏やかに過ごせている理由

日々の暮らしを振り返ると、

  • 生活リズムを整える
  • 無理をさせない
  • 安全な環境を作る
  • しっかりスキンシップをとる

こうした積み重ねが、穏やかな毎日につながっていると感じています。

 

まとめ|老犬との暮らしは大変だけど、かけがえのない時間

シニア犬との暮らしは、正直に言って大変なことも多いです。

夜中に起こされたり、食事や排泄、歩行の介助が必要になったりと、以前とはまったく違う生活になります。

私は在宅勤務をしているのですが、オンラインでのミーティング中に泣いて呼ばれたり、立ち上げれなくてもがいていたり。(すぐに助けに行けなくてもどかしい。。。)

うんちキャッチをしていても、寝たままうんちをした状態で本人(犬)が立ち上がりで転んでうんちがべっとりとお尻についてしまうなどなど。(それでもうんちキャッチのおかげで大分処理はラクになりました)

それでも、穏やかに眠る姿や、安心した表情を見るたびに、「この時間はかけがえのないものだ」と感じます。「今を悔いなく生きる」を体現して私に教えてくれているような、そんな気がします。

うちのケースはまだまだ全然楽な方で、夜泣きで毎日飼い主さんも寝られない、完全寝たきりで全てにおいて介助が必要でずっと付きっきりでお世話、というケースも多く聞かれます。そんな飼い主さんたちには、いつも頭が下がる思いです。

我が家もこれから、うちの子の老化どのように進んでいくかはわかりませんが、試行錯誤しながら、そして獣医師さんなど専門家にアドバイスをもらいながら、納得のいく選択をしていきたいと考えています。

同じようにシニア犬と暮らしていたり、これからシニア期を迎える犬と暮らす方々の、何かしらヒントになると嬉しいです。

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