「トイレ以外の場所にうんちをするようになってしまった…」
「気がついたらうんちを踏んでしまっていて、犬がうんちまみれに…」
シニア犬と暮らしていると、避けて通れないのが排泄の問題です。
特にうんちに関しては、ある時期から急にトラブルが増え、「うんちまみれ」状態になってしまうこともあります。
我が家の愛犬(執筆時19歳)がシニア期に入ってから、この問題に直面しました。
最初はどう対応すればいいのかわからず、毎日の掃除に追われていましたが、工夫を重ねることで、かなり負担を減らすことができました。
この記事では、実際に経験したうんちトラブルと、その対策・工夫について、体験ベースで詳しく解説します。
老犬のうんちまみれ問題|実際に起きたこと
もともと我が家では、犬は部屋の中を自由に動ける状態で生活し、また、お外で排泄派だったので家の中に犬用トイレはない環境でした。
きれい好きな子で、下痢の時以外は家の中で粗相をすることは過去ほとんどなかったです。
しかしシニア期に入ってから、
- 部屋の至るところでうんちをする
- 本人(犬)がそのうんちを踏んでしまう
(うっかり飼い主が踏むことも。。。) - 犬自身が転んでうんちまみれになってしまう
という状態になってしまいました。
さらに、排泄物が
- フローリングの隙間に入り込む
- カーペットや壁に付着する
といったことも増え、毎回の後片付けが本当に大変でした。
「さっき掃除したばかりなのに…」ということも日常的。長時間の外出もままならず、精神的にも時間的にもかなり負担を感じていました。
なぜ老犬はうんち問題が増えるのか
老犬になると、排泄トラブルが増えるのには理由があります。
- 足腰の衰えで踏ん張れない
- うんちを出す力、我慢する力が弱くなる(腸の筋力の衰え)
- 排泄のタイミングがわかりにくくなる
- 認知機能の低下による行動の変化
これは珍しいことではなく、老化による自然な変化です。
うちの犬が家のあちこちでうんちをするようになってしまったり、踏ん張りきれずに後ろに倒れてしまってうんちまみれになるのは、そのせいだったんですね。

今では寝たまましてしまうことも多いです。
うんちキャッチで一気に楽になった
この問題を大きく変えてくれたのが、お尻部分に袋をつけてうんちをキャッチしてくれるアイテムでした。
友人に教えてもらい、最初はsopo¨puuさんの「うんキャッチ」を使い始めたのですが、
- 床がほとんど汚れない
- うんちを踏むことがなくなる
- 掃除の回数が激減
と、生活のストレスが一気に減りました。
排泄介護では、「いかに被害を最小限にするか」がとても重要だと心底実感しました。

ちなみに、最近はゴロンと寝たままうんちをしてしまったりすることが増えたため、試行錯誤の末、FrienDoggydさんの「うんコロキャッチ」をアレンジしながら使っています。

サークル生活に変えてさらに安定
その後、徘徊や夜鳴きの問題も出てきたため、現在はサークルでの生活に切り替えています。
サークル内でうんちキャッチを使用することで、
- 排泄範囲が限定される
- 掃除の場所が固定される
管理がかなりしやすくなりました。
それでも起こる排泄トラブル
対策をしていても、完全になくなるわけではありません。
対策を始めた頃はまだ立ったまま排泄が出来ていたので、とてもラクでした。うんちがストンと袋の中に落ち、お尻が汚れることがほぼなくなったからです。
しかし時間の経過で老化が進んでいくと、うんちキャッチを装着しながら
- 寝たままうんちをする
(→うんちは袋の中にあるが、お尻にほぼくっついた状態) - そのまま立ち上がってお尻につく
(→お尻にほぼくっついた状態でお尻をついて立ち上がるから、肛門付近にべっとりつく) - 踏ん張りきれず転倒して汚れる
(→場合によっては肛門付近にべっとりつく)
といったケースが増えてきました。
シニア犬の排泄は「完全に防ぐ」のは難しいと感じています。

とはいえ、うんちキャッチ製品のおかげで、以前のうんちまみれの状態に比べると手のかかりようは雲泥の差です。体や床に付かない、ということは革命的でした!
老犬のうんち問題でよくある悩み
シニア犬では、以下のような悩みがよく見られます。
- 寝ながらうんちしてしまう
- うんちを踏んでしまう
- うんちまみれになってしまう
- 踏ん張れずに出せない
- 垂れ流しのようになる
どれもよくあることで、「異常」ではありません。

お尻についたうんちをきれいにするコツ
排泄問題で一番大変なのが「後処理」です。我が家で実践している方法を紹介します。
お尻周りの毛を短くする
毛が長いと汚れが絡まりやすくなります。あらかじめ短くしておくことで、汚れが付きにくくなります。

最近お尻が涼しいのはそれのせいか!
その場で洗える環境を作る
我が家では、ユニ・チャームペットPro お尻まわり洗浄液を使用しています。ペットボトルのような入れ物に水と洗浄液を入れて部分洗いができる優れものです。
ペットシートの上でそのまま部分洗いができるため、移動させずにケアできてとてもラクです。
ドライシャンプーで清潔を保つ
お風呂が難しいため、
- 泡タイプのドライシャンプー
で定期的にケアしています。
清潔を保つことは皮膚トラブル予防にもつながります。

サークル環境を整えると負担が減る
排泄介護では、環境づくりがとても重要だと思います。
床はキッチンマットがおすすめ
- 拭き取りやすい
- 丈夫
- クッション性がある
老犬の足にも優しく、掃除も楽です。
ペットシートを敷いてしまうことも考えたのですが、うちの子はまだ歩きたがること、また、うんちキャッチのおかげで床が汚れることが少ないため、まだ今はやっていません。次の段階かなと考えています。
段ボールで囲って清潔を保つ
サークル内は段ボールで囲っています。
- 汚れたらすぐ交換
- 硬すぎず安全
清潔な環境を維持しやすく、我が家では定番となりました。
掃除は“すぐできる状態”にする
- アルカリ電解水
- お尻拭き
を常備して、サークル内が汚れたらすぐ対応できるようにしています。アルカリ電解水は赤ちゃんやペット用品の掃除にも使用可能です。
安全に「すぐ拭ける」がとても重要です。

うんちが出ないときの対処法
シニア犬では、逆に「出ない」問題もあります。
その場合は、
- お腹をやさしくさする
- 軽く体を動かす
- 短時間の散歩
などで自然な排泄を促します。
対処しても出ない場合は、無理に出そうとせず、 状態によっては動物病院に相談することも大切です。
排泄介護は“楽に続けること”が大事
いろいろ試してきて感じるのは、完璧を目指さないことが一番大事ということです。
- 汚れないようにするではなく汚れても大丈夫な環境を作る
この考え方に変えてから、かなり楽になりました。
まとめ|工夫次第で負担は減らせる
老犬のうんち問題は、正直とても大変です。
ですが、
- キャッチする仕組みを作る
- 環境を整える
- 掃除を簡単にする
ことで、負担は大きく変わります。
我が家でも、最初は大変でしたが、今は「対応できる状態」になり、気持ちにも余裕ができました。
シニア犬との暮らしの中で、排泄の悩みは避けて通れません。
ですが、環境や仕組みを整えることで、負担を減らすことは十分可能です。
我が家もまだ介護の途中段階で、これからさらに大変になる可能性もあります。
実際には、もっと大変な状況の中でお世話をされている飼い主さんも多く、本当に頭が下がる思いです。
これからも試行錯誤しながら、うちの子にとって一番良い形を探していきたいと思っています。
同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。


